2009年04月28日
愛犬を訓練
愛犬を訓練することによって自閉症児のコミュニケーション能力を高める教室が、アメリカで注目されている。CBSテレビの朝の番組「The Early Show」が伝えたところによると、このプログラムを実施しているのは「自閉症児のための4つのパウ(Paws Four Autism)」という団体。20年以上の訓練経験を持つベテランのドッグ・トレーナー、キャシー・サントさんが獣医師のデビー・ターナーさんと設立した。ニュージャージー州にあるサントさんの自宅の庭が練習場所で、自閉症児が愛犬を連れて定期的にやってくる。サントさんはパイプトンネルやドッグウォーク、Aランプ(山形の坂道障害物)を使って犬を訓練し、子供たちも積極的に参加させる。「犬が何を訴えているかを理解するには、犬との間にアイ・コンタクトを確立しなければなりません。自閉症の子供たちにとって、このアイ・コンタクトが難しい課題なんです」と、サントさん。「でも、犬は人の秘密をけっして口外しませんし、飼い主の顔を見れば幸せそうにしてくれます。人をからかうようなことも言ったりしたりしません。つまり、ある点において犬は[完璧な友人]なんです」[完璧な友人]の効果はめざましく、教室に通う子供たちは愛犬にみずから関心を抱いて一緒に散歩したり、語りかけるようになるという。
日本では、セラピー犬による自閉症児のコミュニケーション教室はまだ本格的に始まっていないようだが、自閉症児の親たちの間では、その有効性が話題になっている。外資系企業で働く30代の父親で、認定心理士でもある[そらパパ]さんのブログには、愛娘にワンちゃんとのふれあい体験をさせた印象が、こんなふうに書いてある。 ・・・自閉症児に「子どもとのかかわり方」を教えるのはとても大変です。でも、「犬とのかかわり方」なら簡単に教えられます。 とりあえずは「優しくなでてあげればいい」のです。それだけで、犬は喜ぶでしょう。このような「シンプルなやりとり」を通じて、自分から犬をかわいがれるようになれたとすれば、それは、コミュニケーションが受動的なものから自発的なものに変わったというとても大きな意味を持つと思うのです。
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日本では、セラピー犬による自閉症児のコミュニケーション教室はまだ本格的に始まっていないようだが、自閉症児の親たちの間では、その有効性が話題になっている。外資系企業で働く30代の父親で、認定心理士でもある[そらパパ]さんのブログには、愛娘にワンちゃんとのふれあい体験をさせた印象が、こんなふうに書いてある。 ・・・自閉症児に「子どもとのかかわり方」を教えるのはとても大変です。でも、「犬とのかかわり方」なら簡単に教えられます。 とりあえずは「優しくなでてあげればいい」のです。それだけで、犬は喜ぶでしょう。このような「シンプルなやりとり」を通じて、自分から犬をかわいがれるようになれたとすれば、それは、コミュニケーションが受動的なものから自発的なものに変わったというとても大きな意味を持つと思うのです。
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